こんにちは!くーにゃんです。
この記事ではジョジョの奇妙な冒険シリーズについて解説します。
そんな人はこの記事を読んでジョジョとはどんな作品なのか、そしてシリーズ作品の全体像を知ってほしいです。
ジョジョの奇妙な冒険のシリーズ全部で何部あるのか、そしてシリーズのあらすじや見どころポイントを解説します。
ジョジョの奇妙な冒険は1987年「週刊少年ジャンプ」で連載が開始された漫画で、未だにシリーズ作品を次々と出している長年愛されている作品です。
是非この記事をきっかけにジョジョの奇妙な冒険を楽しんでみて下さい。
ご紹介している作品は、2023年2月時点の情報です。
現在は配信終了している場合もありますので、最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
ジョジョの奇妙な冒険とは?
1987年からスタートしてからコミックスは100冊も超える長編漫画です。
主人公が代々血統が受け継がれ、ストーリー毎に主人公が変わる設定となっています。
シリーズ同志そこまで繋がりは深くはないものの、シリーズの作品を知っていることでより楽しむことができると思うので知っていて損はありません。
作品の共通テーマ
それは「人間讃歌」です。
「人間讃歌」とは、人間の素晴らしさを表現する作品のこと
キャラクターが善も悪も自分の信念を貫き、そして恐怖を克服する精神や困難に立ち向かう勇気を描いています。
さらにジョジョにはインパクトとなるものがいくつもあります。
- 濃密なセリフ(表現がとても面白い)
- 独特のポージング(芸術的観点もある)
- 擬音(音を視覚的にも楽しめる)
ストーリーだけではなく、様々な注目ポイントがあるのがジョジョの魅力の一つではないでしょうか。
ジョジョの奇妙な冒険は全何部作?
ジョジョの奇妙な冒険は、2023年2月現在で全8部作あります。
それぞれにストーリーや設定は違っており、一部ずつでも充分な内容となっています。
そんなにたくさんあるの?と思ったかもしれませんが、意外と見始めるとあっという間に次のシリーズへ進んでいると思いますよ。
では各シリーズのあらすじなどをご紹介します。
第1部:ファントムブラッド
あらすじ
舞台は、19世紀末のイギリス。
由緒正しい家のジョースター家の一人息子ジョナサンの元に、貧民街からディオと言う少年が養子として引き取られてきます。二人は少年時代を共に過ごしますが、ディオは激しい上昇志向を持ちでいずれジョースター家を乗っ取ろうと計画を立てます。
そんなディオは「石仮面」なるものの存在を知ります。石仮面には不思議な力がありそれを手にすることで強大な力を得ようとします。
ディオはジョナサンが羨ましいかったのか?それともただの強欲の塊だったのか…。
ディオの変貌ぶりを見て欲しい
主な登場人物
- ジョナサン・ジョースター(主人公)
- ディオ・ブランドー
- ウィル・A・ツェペリ
- ロバート・E・O・スピードワゴン
用語
- 石仮面
- 古代アステカ文明にできた仮面。人間の未知なる能力を引き出すことができる
- 波紋
- 独特の呼吸法で肉体に波紋を起こし、エネルギーを生み出す技術
第2部:流戦闘潮
あらすじ
舞台は、1938年ニューヨーク。
メキシコで調査中に大量の石仮面と謎の生命体「柱の男」を発見。柱の男は物凄い力と知性を持つ地上最強の生命体であった。しかし柱の男は太陽の元では生きることできません。その為「エイジャの赤石」という天然石により太陽を克服しようとしますが、ジョナサンはそれを阻止します。波紋という技術で柱の男と対峙しますが相手は強敵。果たして最強の生命体に勝てるのか?
なんとも言えないオーバーなアクションが見もの
地上最強の生命体「柱の男」とは何者か?
主な登場人物
- ジョセフ・ジョースター(主人公)
- カーズ
- シーザー・A・ツェペリ
- リサリサ
用語
- 柱の一族
- 1万年以上生ている一族。太陽の下では生きられない
- エイジャの赤石
- 太陽のエネルギーを凝縮した天然石。石仮面の力を増幅する作用がある
第3部:スターダストクルセイダース
あらすじ
舞台は、1989年の日本。
空条承太郎は突然不思議な能力に目覚める。その不思議な能力とは幽波紋(スタンド)と言い、その発動は別の場所でも同時多発的に発現した。起きた原因は100年の眠りから覚めたDIOの復活による影響だった。
かつての因縁を断ち切る為、男達はDIOがいるエジプトへむかう。
承太郎は高校生です
第3部から初めてジョジョの醍醐味スタンド能力が登場
主な登場人物
- 空条承太郎(主人公)
- ジョセフ・ジョースター
- 花京院典明
- ジャン・ピエール・ポルナレフ
- モハメド・アブドゥル
- イギー
用語
- スタンド
- 生命エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョンのこと。使い手によって見た目や特殊な能力は異なる。
第4部:ダイヤモンドは砕けない
あらすじ
舞台は、1999年の日本の杜王町。
第2部で登場したジョセフの隠し子、東方仗助が住む杜王町に危機が迫っていた。この町では次々とスタンド使いが増えていきます。その理由の先には危険な敵の存在がいることを知るのです。
次々と新しいスタンドが出るので能力を探るのも面白い
舞台は日本になってもジョースター家の血は途絶えない
主な登場人物
- 東方仗助(主人公)
- 空条承太郎
- 広瀬康一
- 虹村億泰
- 岸辺露伴
- 吉良吉影
用語
- 杜王町
- 東北M県S市にあるベッドタウン
第5部:黄金の風
あらすじ
舞台は、2001年イタリア。
主人公はなんとあのDIOの息子。DIOの息子のジョルノは、幼少期の頃に人間の尊厳をあるギャングに教わります。そしてジョルノはギャングに対して憧れを持ちギャング組織パッショーネに入団することになります。組織の真実を知ったことから過酷な運命に巻き込まれるのです。
テーマは「運命」。悲しい境遇に生まれた主人公たちが力強く運命と対峙し生き抜く群像劇が描かれている。
悪い奴らが大勢出てきますが、それぞれに信念がある
DIOの肉体はジョナサンのものなので、ジョースター家の血統を受け継ぐ
主な登場人物
- ジョルノ・ジョバァーナ(主人公)
- ブローノ・ブチャラティ
- レオーネ・アバッキオ
- グイード・ミスタ
- ナランチャ・ギルガ
- パンナコッタ・フーゴ
- トリッシュ・ウナ
用語
- パッショーネ
- 正体不明のボスが君臨するギャング組織。組織内には様々なスタンド使いが在籍する。
第6部:ストーンオーシャン
あらすじ
舞台は、2011年アメリカ。
ジョジョシリーズ初の女性主人公。承太郎とアメリカ人女性の子徐倫は、冤罪で刑務所行きになってしまう。刑務所内は普通ではあり得ないことも当たり前のように受け入れられている不思議な刑務所。そんな刑務所の教誨師(きょうかいし)プッチ神父はなんとDIOの意思継ぐものだった。「天国へいく方法」を実践しようと敵対するジョースター一族の抹殺を画策する。
DIOの意思はこんなところまで及んでいた
ラストシーンは壮大なスケールとなっている
主な登場人物
- 空条徐倫(主人公)
- 空条承太郎
- エルメェス・コステロ
- F・F
- ウェザー・リポート
- ナルシソ・アナスイ
- エンリコ・プッチ
用語
- G.D.st.(グリーン ドルフィン ストリート)刑務所
- 州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所。海に囲まれた刑務所で通称「水族館」。
第7部:スティール・ボール・ラン
あらすじ
舞台は、19世紀末アメリカ。
史上初の乗馬による北米大陸横断レースが開催される。主人公ジョニィ・ジョースターは半身不随の元天才騎手でジャイロ・ツェペリと共にレースを進む事になります。レースの裏には巨額の賞金争いのほかに、さらに恐るべき陰謀が渦巻いていました。
第6部までとは違う世界線、前作との繋がりはないよ
黄金の回転の秘密を理解できるか?
主な登場人物
- ジョニィ・ジョースター(主人公)
- ジャイロ・ツェペリ
- スティーブン・スティール
- ルーシー・スティール
- ファニー・ヴァレンタイン
用語
- SBRレース(スティール・ボール・ランレース)
- 総距離6,000km、優勝賞金5,000万ドル(60億円)の賞金レース。世界中から3,852名の選手が参加。
- 鉄球(てっきゅう)
- ジャイロが操る武器。代々受け継がれた技術でこの能力で様々な効果が起きる
- 聖なる遺体(せいなるいたい)
- 「ある聖者」の遺体。全て集めた者には千年の栄光と繁栄が約束されると伝えられている。
第8部:ジョジョリオン
あらすじ
舞台は、杜王町(第4部とは繋がりがない)。
「壁の目」と呼ばれる場所で一人の全裸の青年が発見される。その青年は記憶を失っており、その記憶失った真相を追求します。一つ一つ謎が解けるとまた更なる謎が待ち構えています。
この作品はとにかく謎が多い
青年は過去の記憶を取り戻すことができるのか
主な登場人物
- 東方定助(主人公)
- 広瀬康穂
- 東方常秀
- 吉良吉影
用語
- 杜王町(もりおうちょう)
- M県S市紅葉区の町。人口4万7,228人。災害で突如隆起した「壁の目」が現れるがその原因はいまだ解明されていない
- 壁の目(かべのめ)
- 震災当日深夜に突如隆起した、南北へ全長10kmにおよぶ断層のような壁。まるで海から来る何かから町を守るように存在する
- ロカカカの実
- 「等価交換をもたらす」といわれる謎の果実。杜王町のどこかに存在するらしい
まとめ:ジョジョは壮大なスケールの作品
ジョジョの奇妙な冒険は、シリーズ第1部から始まり第8部まで代々受け継がれた因縁の対決による壮大なストーリーだった。(一部パラレルワールド的な部もあり)
各シリーズ毎に主人公も変わりそれぞれに個性豊かな主人公達でした。
第1部から順番に楽しむのもありですが、私のおすすめは第3部から観てはどうでしょうか。
やはりジョジョの奇妙な冒険の醍醐味は幽波紋(スタンド)です。
それが初登場するのが第3部からになります。
あなたも一緒にジョジョの奇妙な冒険の世界へ行きましょう。