こんにちは!くーにゃんです。
この記事では攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2ndGIGについて解説します。
そんな人に解説します。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2ndGIGのあらすじや見どころポイント、わかりずらい言葉などを解説します。【ネタバレはありません】
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2ndGIGは、前作攻殻機動隊SACの続編となる作品です。前作同様に絶対観る価値ありです。
前作からの続編となるので是非攻殻機動隊SACを先に観てから、2ndGIGをご覧ください。
まだ攻殻機動隊SACを観ていない方はこちら【解決】攻殻機動隊SACをわかりやすく解説!『ネタバレなし』で詳しく解説しているのでご覧ください。
この記事ではネタバレなしで、一度観た人もこれから観る人も楽しめるよう解説します。
ぜひ最後までお付き合い下さい。
攻殻機動隊SAC 2ndGIGとは?
公開は2004年で全26話で構成されています。攻殻機動隊のシリーズ作品はたくさんありますが、今回は攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2ndGIGをご紹介します。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2ndGIG(スタンド・アローン・コンプレックス)は原作:士郎正宗作の『漫画:攻殻機動隊』を元にテレビアニメ版の作品となっています。ストーリーは原作を元にパラレルワールドの設定となっています。(出てくるキャラクターや内容の一部が同じである)
一話完結型のストーリーと『個別の11人』というテーマを合わせた全26話。
では早速詳しく解説しましょう。
攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 2ndGIG
舞台は、攻殻機動隊SACから2年後の物語です。
前作同様に一話完結型のストーリーと『個別の11人』というテーマに沿った構成になっています。
大きなテーマは「難民問題」です。
日本は大戦後、アジア各地で発生した難民を国内に受け入れ安い賃金で労働力を確保する政策をします。しかし多くなり過ぎた難民により色々な問題が発生し、日本国民からも不満が生まれます。
日本国民も仕事を奪われるものや多額の税金の支払いなど多くの問題を抱え身動きが取れないままの状態となっている。
表面上では受入れをすることで見た目はよくなるが、その後の対策が不十分な結果ではないでしょうか。
攻殻機動隊SAC主人公達紹介
主力メンバーは変わらずですが、前作の活躍で外せないメンバーがいます。
- 草薙素子
- 荒巻大輔
- バトー
- トグサ
- イシカワ
- サイトー
- ボーマ
- パズ
- タチコマ
内務省・首相直属の公安警察組織の少数精鋭部隊『公安9課』(通称:攻殻機動隊)のメンバー。
やはりここにタチコマを入れて上げてたいと思います。
攻殻機動隊SACでのタチコマの存在はなくてはならないものであり、攻殻機動隊SAC 2ndGIGでも大活躍の思考戦車です。
メンバーをもっと知りたい方はこちら攻殻機動隊メンバーを徹底解説!『まずは最低限これだけは抑えて』も合わせてご覧ください。
攻殻機動隊SAC 2ndGIGストーリー解説
一話完結型
26話ある中で8話は一話完結型のストーリーとなっています。
8話の内おすすめするエピソードをいくつかネタバレなく、それぞれのあらすじや見どころポイントをご紹介します。
エピソード | 題名 | あらすじ | ポイント |
第2話 | 飽食の僕 | 民間パイロットの思いや過去の栄光で捨て去ったもの。 | 自分の存在意義を模索する |
第3話 | 土曜の夜と日曜の朝 | 「キャッシュアイ」を名乗る強盗事件 | お金の亡者 |
第10話 | イカレルオトコ | 非番中のトグサが発砲事件。裁判となり判決は…。 | 真っ直ぐな正義は悪に勝てるのか? |
第11話 | 草迷宮 | 骨董品店に迷い込んだ素子。古い子供の義体の正体は…。 | 誰しも思い出の品はいつまでも残しておきたい |
第13話 | 顔 | 造顔作家殺人事件。 | パズが主役のストーリー |
第14話 | 左眼に気をつけろ | サイトーと素子の出会い | 本当のポーカーフェイスとは? |
第15話 | 機械たちの午後リスト | 有須田博士が爆発事件に巻き込まれる | タチコマと博士の関係とは? |
第18話 | 天使の詩 | テロリスト「天使の羽根」 | テロリストでも大切なもの |
おすすめしたい作品は、第18話で、胸がぎゅっとするストーリーです。
他にもメンバー同士の過去が明らかになる作品もあるので、攻殻機動隊SACではわからなかったメンバーの素顔を見ることができます。
個別の11人
残りの18話は、『個別の11人』に関係するストーリーとなっています。
この個別の11人とは、パトリック・シルベストル著『国家と革命への省察 初期革命評論集』の幻の11篇目のタイトル名のこと。それが好きで崇拝する人達のこと。
この個別の11人なるものが数々の事件を起こします。それは一度ではなく、次々と現れる為公安9課メンバーは後手後手に回ってしまします。
日本が受け入れた招慰難民。彼らにも仕事と居住区を提供しなくてはならないが、この狭い日本では限界が。
日本国民は難民救済の為増税に。このままでは不満が爆発するが、難民たちの不満蓄積していく。受入れたはいいものの決していい暮らしとは呼べるものではなかった。
その時難民の受けれ撤廃と難民居住区の閉鎖を求めるものが声を上げる『個別の11人』である。それと同じくして内閣情報庁代表補佐官の合田一人と名乗る謎の男が現れる。
その後事件が起こるたびにこのゴーダが度々事件に絡んでいる模様がうかがえる。
公安9課のメンバーはゴーダの手のひらで踊らされているのか?ゴーダの本当の目的とは?
キーワードは『内閣官房情報調査室のゴーダ』です。
抑えておきたいワード
- 内閣情報庁
- 通称:内庁。ゴーダが所属する機関。情報収集や分析、時には非合法な活動も行っている。
- 出島
- 正式名称:九州招慰難民居住区出島キャンプ。長崎にある人工の島。
- 個別の11人
- 2ndGIG第1話で登場する9人のテログループ。しかし事件解決後にも同じく個別の11人を名乗るものが現れる。
- 革命評論集
- パトリック・シルベストルが書いた評論集。その中に個別の11人なる幻の一遍。
- ハブ電脳
- ハブとは中心などの意味で中継装置ともいう。中継装置となった電脳のこと。
上記以外にも攻殻機動隊で出てくる用語をまとめた【最低限これだけは!】攻殻機動隊を観る前に覚えておく用語集7選をご覧ください。
まとめ:攻殻機動隊SAC 2ndGIGはSACに続き面白かった
攻殻機動隊SAC 2ndGIGは前作の攻殻機動隊SACに続き見応え抜群のストーリーで。前回とは違うテーマ「難民問題」を題材にしていました。
今回の記事を読んでから観てもらうことで2ndGIGも迷うことなく楽しんでいただけると思います。
また攻殻機動隊では作中色々な名言も多くでてきます。一つ一つ奥深い言葉がありとても胸に刺さります。
この名言集も今後まとめて配信したいと思いますのでお楽しみに。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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