- 乗り物酔いに効くツボがあるって言うけど本当
- ツボって誰でも押せるの
- 本当にツボを押すだけで治るのかな
家族で楽しいドライブ中、子供の「酔った…」という声にヒヤッとした経験、ありませんか?
私も小さい頃、乗り物に乗るとすぐに酔ってしまい親と旅行へ行くにも中々遠くへ行くことが大変でした。
そんな時、誰でも簡単にできるツボ押し療法が効果的です。
乗り物酔いに効くツボを知っておくことで、薬がなかったり突然のタイミングでもすぐに対処でき、旅行中の不安も減らせます。
この記事では、乗り物酔いを解消できるツボの場所と押し方についてご紹介します。
子供にも優しい方法なので、家族全員が快適に過ごせるドライブを楽しめますよ!
乗り物酔いを解消!子供にも優しいツボ押し
乗り物酔いをしたとき、すぐに対処できる『ツボ押し』はとても効果的です。
特に薬を使いたくないときや、子供に優しい方法を探している人には最適な方法です。
ツボ押しはすぐに実践でき、家族旅行中でも大活躍。乗り物酔いを解消し、家族みんなが楽しい旅を続けられるようにしましょう。
乗り物酔いとは?そのメカニズムを簡単解説
乗り物酔いは、体が感じる揺れと目で見える景色が一致しないときに脳が混乱して起こります。
特に車内でスマホや本、ゲームをしたりしていると視覚情報が車の揺れとずれてしまい、脳が異常を感じます。
その結果、脳が混乱し危険だと判断して吐き気やめまいが起こるのです。
ではそんな乗り物酔いに効くと言われているツボはどこにあるのでしょうか?
乗り物酔いに効くツボってどこ?
乗り物酔いに効果的なツボはいくつかありますが、中でも代表的な2つのツボをご紹介します。
- 手首の「内関(ないかん)」
- 耳の「翳風(えいふう)」
が特にこの2つが有名です。
これらのツボを軽く押すことで、体のバランスを整え、酔いを抑える効果が期待できます。
ツボってどうやって押すの?
簡単にできる!ツボを押すときのポイント
ツボ押しは、ゆっくりと深く押すのが基本です。
あまり力を入れすぎず、リズムよく刺激するのがポイント。また、呼吸を合わせるとリラックス効果が高まり、酔いが軽くなりやすくなります。
強さはどのくらいがいいのかな?
注意!ツボを押す時、ここに気をつけよう
ツボ押しをするときに注意することは、痛みを感じない程度の力で押すことです。
強く押しすぎると逆に緊張を引き起こし、効果が薄れる場合があります。
また、体調が悪い時や子供が嫌がる場合は無理に続けないでください。
ツボ押しが効果的だからといって子供が嫌がるのに無理に押す必要はないよ!
ツボ押し以外にも乗り物酔いを解消する方法はこちらから
≫≫乗り物酔いの対処法!ダウンする前に知っておきたい7つ方法をご覧ください。
手首のツボでスッキリ解決!
まずは、手首にあるツボを詳しくご紹介します。
手首のツボ「内関」の場所と効能
「内関(ないかん)」は手首の内側にあります。
手首のシワから指3本分上にあり、2本の筋の間に位置します。
内関は吐き気を抑え、酔いを軽減する効果が期待できるツボで、特に乗り物酔いに効くとされています。
始めは見つけづらいけど慣れるとポイントがわかるよ
こんな時に便利!車中で役立つツボ押し方法
車内で酔いを感じたら、座ったまま手首の内関を片方ずつ2〜3分軽く押すのがおすすめです。
スマホや本を見ず、遠くの景色を眺めながらツボを押すと効果的です。
酔ったらまず目線を遠くへ向けるようにすることです。まずはリラックス状態を作り酔いが強くならない環境づくりをするように心掛けましょう。
元気になる耳のツボで乗り物酔いを防ぐ
耳のツボ「翳風」とは?
「翳風(えいふう)」は耳の後ろにあるツボで、頭部の緊張を和らげ、乗り物酔いを防ぐ効果があります。
このツボを押すことで、体全体のバランスが整い、酔いにくい状態を作り出せます。
翳風の探し方
翳風は、耳の裏側にある骨のすぐ下に位置します。
耳たぶを軽く引っ張ると、くぼみができる場所が翳風です。そこを指で優しく押して刺激します。
車の中でもできる耳マッサージのコツ
車内で簡単にできる耳マッサージは、翳風をゆっくり押しながら耳全体をほぐす方法です。
耳を軽く引っ張ったり、指で揉むように動かすことで、翳風を刺激し脳と耳の感覚が調整することでリラックス効果が高まり乗り物酔いの予防に役立ちます。
手首の「内関(ないかん)」と同様に特別な道具は必要ないし、酔いを感じた時にすぐにできるため急に子供が酔っても安心です。
しかし、ツボ押しはあくまで応急処置のようなもの。
乗り物に乗るたびに酔っていてはどこへ出かけるのも苦痛になってしまいます。そのためにも乗り物酔いに強くなる習慣を身に付けておけば心配をする必要はなくなります。
乗り物酔いに効く生活習慣
ツボ押しだけではなく、普段の生活の中に乗り物酔いに強くなる習慣をつけることで乗り物に乗る不安をなくすことができます。
バランス感覚を鍛えて乗り物に強くなる
乗り物酔いを防ぐためには、まずバランス感覚を鍛えることが大切です。
バランス感覚が優れていると、車や船、飛行機など、乗り物が揺れても体が自然に適応しやすくなります。
具体的に言えば、揺れに対して脳が混乱しにくくなるため、酔いにくくなるのです。
これを日常的に鍛えるためにおすすめの方法が、トランポリンやバランスボールを使った運動です。これらの運動は、体のバランスを取ることを意識して行うため、自然とバランス感覚が養われます。
トランポリンは飛びあがった状態をキープするため体を安定させるトレーニングとしてとても効果的です。
また、室内でもできるため遊びの延長でトレーニングができるのは乗り物酔い対策にはうってつけです。
これらの運動を続けることで、体が揺れに対して敏感に反応するのを防ぎ、乗り物に強くなる体づくりができます。
トランポリン運動についてはこちらトランポリンのメリットデメリットを知って子どもと楽しい時間を作ろう!をご覧ください。
ストレス軽減で酔いにくい体へ
もう一つの重要なポイントは、ストレスを減らすことです。
ストレスがたまると、体の自律神経が乱れ、乗り物酔いの症状を悪化させることがあります。
自律神経は、体内のバランスを保つ役割があるため、ストレスによってその働きが低下すると、乗り物の揺れに対する適応力が弱まってしまうのです。結果として、軽い揺れでも酔いやすくなってしまいます。
敏感に揺れに反応してしまうってことだね
ストレスを軽減するためには、リラックスする時間を意識的に取ることが大切です。
深呼吸をしながら全身の力を抜いたり、寝る前に軽いストレッチをするなど自分なりのストレス解消法を取り入れるだけでも効果があります。
日常のちょっとした時間を活用してリラックスできる習慣を取り入れることで、自然とストレスが減り、体全体が酔いにくくなります。
子供には睡眠時間をしっかり確保してあげるといいですね
家族旅行をもっと楽しく!乗り物酔いの不安を減らそう
乗り物酔いは、脳の混乱が原因で起こりますが、ツボを押すことで簡単に解消できます。今回は、耳だけではなく手のツボもご紹介しました。
- 耳の「翳風」
- 手首の「内関」
この代表的な2つのツボを押すと、体のバランスが整い、酔いを軽減できます。
しかしツボ押しは、応急処置でしかありません。
乗り物酔いをしないためには乗り物に強くなる。「揺れに」強くなる事が必要です。
そのためにも日常的にバランス感覚を鍛えたり、ストレスを減らす生活習慣を取り入れることで、酔いにくい体を作れます。
ツボ押しは誰でも簡単にできるため、家族旅行の不安を減らし、もっと楽しく過ごせるでしょう。